年少組に元気に通う娘なのですが、自分の言い分が間違っていても、それを正当化しようと頑張るので困っています。
例えば、庭に咲いていた花が、オレンジ色であっても「赤だ」と言い張り続けたり、自分が間違っている時でもそれを認めることはありません。
こんなに頑固では困ると心配しています。自分が間違った時には、素直に認めてほしいのですが、どのように言ったらいいのでしょうか。
M:ステキなお子さんですね。意志も強く、知的に優れているのでしょう。
お子さんが、どんなふうに考え、知っている言葉を使い、工夫して表現しているか、考えただけでも楽しくなります。
T:オレンジ色の花を、赤だと言い張り続けることもあるそうです。
M:どんなオレンジ色だったのでしょうね。
大人でも、緑色を青色という方もいらっしゃいますよね。正しいとか間違いではなく、子どもの主張を認める事がとても大切です。
「あら、この色は、赤から生まれた色だものね。あなたには赤にみえるのね。赤には沢山の種類があるから、それぞれをいろいろな名前にしているのよ」
こんな風に言ってしまえば、お子さんの発想の豊かさが見つかり、育つでしょう。
T:お母さまは、お子さんが頑固で困ると心配しているようです。
M:少しも心配ないでしょう。大人が変われば、全て解決する良い例だと思います。
T:自分が間違った時には、素直に認めてほしいという事ですが。
M:大人と、子どもの対決にならないように、大人としての、受容・寛容の心をしっかり示せば、必ず解決するでしょう。