子どもへの周囲の干渉に戸惑うお母様について ▶5歳・6歳男児のお母様より

Q

私は、年子の兄弟である息子達を、それぞれに大切に育てていこうと思っています。兄弟でも、性格は全く異なる二人を、私は「面白いな」と思っているのですが、近所や親せきの方に「お兄ちゃんに比べて、乱暴だね」とか「弟に比べて、暗いね」などと言われると、子ども達は、気にするようです。
こんな時、子ども達にどのように声をかけて、支えていけばよいのでしょうか。

A

:自分が責任持てないことを、干渉する人は、世の中にはたくさんいるものですが、真剣に子育てをしているお母さまにとっては、気になる事でしょう。
:お兄ちゃんと、弟を比べて、マイナスの評価をされるような時には、子ども達にどのような言葉をかけたらよいのでしょうか。
:「お兄さんに比べて乱暴ね」と言われたら
「ええ、とても元気でたくましいんです。豪気なんです」と笑って言えばいいですし、
「弟に比べて暗いね」と言われたら
「この子はよく考える子なんです。内省的だと言ってくれる人もいます。優しい子なんですよ」と切り返したらいいでしょう。
そして、お母さまが、本当にそう思って、徹底的にその態度を貫いて、子ども達にもまた、そのようにいうことです。
「○○君は、勇気があるわね。元気で丈夫なんだね。強いんだね。気は優しくて力持ちね」
「☆☆君は、いつも真面目に考えているのね。黙っているけれど、心の中ではいつも優しくて、我慢強いのよね。お母さんは、ちゃんとわかっていますからね」
このような言葉がけに、子ども達は、自分をいつも肯定してくれる、お母さんを大好きになるでしょう。そして、いつの間にか、自分がそうなのだと思うようになって、お母さまの言うとおりのお子さんに育つでしょう。

(ラジオ番組「楽しい子育て」より)
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